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現在、ブルガリア1部リーグのPFCベロエ・スタラ・ザゴラに所属する加藤恒平選手をご存知でしょうか。
これまで年代別の日本代表にも招集された経歴はなく、どちらかといえば無名選手です。
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しかし2016年9月、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が記者会見で加藤選手について言及。
にわかに日本代表入りもささやかれる存在となり、注目を集めています。
今回はその加藤選手をピックアップ!
加藤選手の経歴やサッカースタイルに迫り、日本代表入りの可能性についても調べてました~!
ぜひ、ご覧ください~★
目次
加藤恒平(サッカー)のプロフィールや経歴!
生年月日:1989年6月14日
出身:和歌山県新宮市
身長:173センチ
体重:70センチ
利き足:右足
在籍:PFCベロエ・スタラ・ザゴラ
加藤恒平選手は和歌山県新宮市出身。
1989年6月14日生まれですから現在27歳です。
小学1年生のときに地元のスポーツ少年団「新宮サッカースポーツ少年団」に入団してサッカーを始めました。
小学校を卒業すると親元を離れ、千葉県にあった祖母の家に移り住みます。
中学校に通いながらジェフ千葉ジュニアユースでサッカーを続けるためでした。
もうこの頃から「将来はプロサッカー選手になるぞ」と、強い決意を持っていたんですね。
高校時代はジェフ千葉U-18に所属し、卒業後は京都の立命館大学に進学しました。
2010年、大学3年夏にアルゼンチンに留学し、サッカーの面白さを再認識。
2011年夏、今度は本格的にプロを目指して再びアルゼンチンに渡りました。
なぜアルゼンチンかというと、加藤選手は
「将来的にはスペインでやりたいと思っていた。でもいきなりスペインは無理だと思って、同じスペイン語圏でヨーロッパに多く選手を輸出しているアルゼンチンを選びました」
とコメントしています。
なるほど、自分の実力と将来の夢を把握し、現実的なルートを探したということですね。
しかし、理想と現実はなかなか噛み合いませんでした。
そのアルゼンチンでは給料がもらえなかったり、ビザが下りなかったりと苦労の連続。
7ヶ月ほどで帰国を余儀なくされ、2012年3月にFC町田ゼルビアに入団します。
その町田も1年ほどで退団し、2013年8月、今度はヨーロッパのモンテネグロ1部リーグのFKルダル・プリェヴリャへ移籍。
さらに2015年6月、ポーランド1部リーグのTSポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワへ移籍。そして2016年6月、ブルガリア1部リーグのPFCベロエ・スタラ・ザゴラへ移籍して現在に至っています。
加藤選手は常に海外でプレーされているわけですが、なぜこんなに海外にこだわるのでしょうか。
それについて本人は
「一番の目標に代表があって、代表でプレーすることをイメージした時、相手は外国人になる。それなら海外でやらなければいけないと思った」
と答えています。
加藤選手にとって、子供のころからの夢が日本代表入りなんですね。
その夢を実現するために、敢えて厳しい海外のチームを渡り歩く。
なんだか、すげーカッコいい生き方ですね。
加藤恒平(サッカー)は日本代表選出ある?ハリルが評価!
加藤選手のようなハングリー精神のあるメンバーが加われば、日本代表ももっともっとどん欲なチームになると思います。
加藤選手の日本代表選出はあるのでしょうか。
冒頭でも触れたように、ハリルホジッチ監督は記者会見で「ブルガリアの“カトウ”も見てきた」と言いました。
ハリルホジッチ監督はもともとユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)の出身ですから、同じ東欧のブルガリアのサッカーの試合を見ていても不思議ではありません。
でも、そこで戦う無名の日本人・加藤選手に注目するというのは、おそらく誰かから強い推薦があったからですよね。
その推薦があった上で見に行き、しかも記者会見の場でわざわざその名前を出すということは、かなり評価が高いということだと思います。
加藤選手本人もこのハリルホジッチ監督の記者会見での発言を耳にして、
「ブルガリアでやっている選手まで見てくれているんだ」
と喜びを隠せないようでした。
ますますプレーにも力が入るでしょうね。
本当に日本代表に招集される日も近いのではないかと思いますよ。
加藤恒平(サッカー)はボランチでプレースタイルはどう?
加藤選手のポジションはMF。
特に中盤の底からゲームをコントロールするボランチを得意としています。
身長173センチ、70キロと、体格には決して恵まれていませんが、強い体幹で相手へのボディコンタクトにも長けています。
ですから球際に強く、ボールを奪う能力にも優れているとのこと。
これはハリルホジッチ監督の好みそうな選手ですよね。
ですが日本代表のボランチには、チームの精神的支柱・長谷部誠選手をはじめ、実績のある山口蛍選手、遠藤航選手、そして2016年のクラブワールドカップで大注目された柴崎岳選手などがいます。
いきなり彼らからポジションを奪うことはかなり難しいでしょうが、加藤選手はもともとサイドハーフでもプレーしていた経験もあるので、別な起用法も考えられますね。
加藤選手の一番のウリは、やはり精神的なタフさだと思います。
タイプ的には現在の日本代表のボランチでいうと山口蛍選手に近いかもしれませんね。
そのあたりを全面に押し出して、日本代表チームにいい空気を送り込んでほしいですね。
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管理人のまとめ
というわけで、今回は、日本代表選出が噂される加藤恒平選手を取り上げました。
海外のクラブでさまざまな苦労をしてきた加藤選手は、国内の恵まれた環境でサッカーをやってきた選手とは明らかに違うメンタリティを持っているはずです。
そして、2018年のワールドカップを目指すハリルジャパンに必要なのは、そんな“雑草的な”存在なのではないかと思います。
スマートでカッコいいサッカーをするのではなく、泥臭くがむしゃらに1点を取りに行く。
日本代表はそんなチームであってほしいですね。
そのために加藤選手は必要だと思いますよ。
今後のハリルホジッチ監督の発言、そして加藤選手の動向に注目しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました☆彡
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