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自衛隊体育学校に所属
清水綾乃選手はライフル射撃選手として活躍している人物で、ライフル射撃との出会いは中学3年生のころだったといいます。集中力をつけさせたいという母の願いから始めた射撃競技ですが、高校に入ってからは本格的に射撃に打ち込むようになり、練習漬けの毎日を送っていたことでその実力はめきめきと上達していきました。
現在は自衛隊体育学校に所属し、自衛官として2020年の東京オリンピックを目標に日々射撃競技の練習に励んでいます。
清水綾乃
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400満点で397点
清水綾乃選手は学生時代からハードな練習に取り組み、その才能を開花させた選手でもあります。射撃競技の強豪校へと進学した清水選手は思い切り射撃の練習に専念できる環境で練習に取り組み、高校時代には2年連続での国体優勝を成し遂げました。2009年の国体では400満点で争われる競技で397点という大会新記録をたたき出し優勝しています。
その後に進学した射撃競技の名門、中央大学でも努力を惜しまない姿勢は変わらず、火薬を使用したスモールボアライフルの「50mライフル三姿勢」にも取り組み、こちらでも日本一に輝いています。大学時代にはナショナルチームにも選ばれるなど、当時からオリンピック出場への期待が寄せられていた選手であることが分かります。
針の穴を通すような集中
射撃競技で最も重要なことは集中力をいかに持続させるかということにあります。オリンピックで行われる女子のライフル射撃はエアライフルを使用した10m先の的を狙うものとスモールボアライフルを使用して3種類の姿勢から50m先の的を狙う2種目があり、エアライフルで最も得点の高い的は幅が0.5mmほどで、スモールボアライフルで最も得点の高い的でも幅は1.04cmと針の穴を通すような集中力が必要になります。
清水綾乃選手も課題のひとつとして挙げているこの集中力の持続はライフル射撃においてとても重要で、そのために射撃の間隔を一定にして同じ動作を繰り返すことで誤差を少なくするなど競技中は常に集中を切らすことのできない競技といえるのです。本番ともなればプレッシャーや周囲の期待を背負うことになり、いかに自分のメンタルを一定に保つことができるかが得点を左右するとても繊細な競技です。
ウルトラマンDASH
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