漫画家の中でも一番画力の高い人って誰になるのでしょうか？

色々と人によって誰が上手い、いいやあの人だ、というような意見も多数あると思います。

画力ひとつとっても「漫画的な表現」と「リアルな表現」のどちらが得意なのかということも意見が別れる所でしょうね。

誰もが納得するような順位付けはなかなか難しいとは思いますが、一先ず世間の評価も含めてのランキングを作成してみました★

というわけでこの記事では、ネット上の声を参考に漫画家画力ランキングということで一番レベルの高いベスト20をまとめてみました。

ぜひ、ご覧下さい♪

漫画家画力ランキング！一番レベルの高いベスト20～11！

誰もが知るあの有名作品の作者はやっぱりランクイン！

20位：奥浩哉

代表作：GANTZ、いぬやしき

実写映画化もされたGANTZシリーズの作者である奥浩哉先生。
デジタル技術で作画したガンツスーツや星人の奇妙な姿などのバイオレンス描写はショッキングではありますがとにかく引き込まれてしまいます。
今でこそPCを使っての作画をしている漫画家の先生はたくさんいると思いますが奥浩哉先生はかなり早くからデジタル技術を取り入れていました。
だからこその迫力あるアクションが描けるのでしょうね。

19位：浦沢直樹

代表作：20世紀少年、MONSTER、BILLY BAT

小学校2年生の頃から漫画を描いていたという浦沢直樹先生。
当時描いた漫画は小学生が描いたとは思えない画力と完成度だったそうです。
登場人物の表情など漫画としての表現力は非常に高く、それが漫画のストーリーに深みを与えていると思われます。

→浦沢直樹の結婚相手(嫁)や子供は？離婚の噂？経歴や年収も調査！

18位：森薫

代表作：乙嫁語り、エマ

正統派本格メイド漫画のエマや異国情緒溢れる乙嫁語りが人気の森薫先生。
その描き込み量と繊細かつ美しい絵柄、そして女性の心理を細やかに描いた作品内容は幅広くファンを集めています。
異常に細かく描き込まれた民族衣装の美しさは他の追随を許しませんし、ただ日常を描いているだけなのにとにかく面白くて作中に引き込まれてしまいますよね。

17位：貞本義行

代表作：新世紀エヴァンゲリオン、ふしぎの海のナディア、フリクリ

アニメーターとしての画力も高くなんと十代から作画監督を務めているほどの貞本義行先生。
貞本義行先生の描く男性キャラは細身で女性的なキャラが多いのが特徴で、さらに全体的に青春を感じさせる品の良さがあると評判です。
ちなみに現在はアニメよりも漫画やイラストに比重を置いているんだとか。

16位：藤島康介

代表作：ああっ女神さまっ、逮捕しちゃうぞ、テイルズオブシリーズ

藤島康介先生は画力が非常に向上した漫画家の一人かと思います。
当初の絵柄と最近の絵柄を比べると非常に線が細くなってきて立体感や柔らかさも出てきています。
現在も新作を連載中ですがまだまだ画力は上がってきそうですね。

15位：板垣恵介

代表作：グラップラー刃牙シリーズ

陸上自衛隊に入隊していたという異色の経歴をもっている板垣恵介先生。
ボディビルダーを参考にした緻密な筋肉描写は格闘漫画のパイオニア的存在だと思います。
また、食事風景に関してもかなりの画力を持っておりグルメ漫画をぜひ描いて欲しいという意見もちらほらとありますね。

→板垣恵介の年収は？住所は府中で娘いる？元自衛隊で画力や性格も調査

14位：田島昭宇

代表作：魍魎戦記マダラ、多重人格探偵サイコ

細い線でリアルに描かれた人物や明暗がはっきりしている絵が特徴の田島昭宇先生。
服装や髪型のデザインセンスが高いのも評価されており、様々なキャラクターデザインも担当をされています。
実は魍魎戦記マダラの当初は「自分のほうが上手い」というファンレターが届いたこともあってそれが画力向上のきっかけになったんだとか。

13位：大暮維人

代表作：エア・ギア、天上天下

サラリーマン時代にパチンコで作ってしまった借金を返すために漫画を投稿したことがきっかけで漫画家になったという異色の経歴を持つ大暮維人先生。
天上天下もエア・ギアもアニメ化されており、大人気となったのは覚えている方も多いかと思います。
とにかく美麗という言葉が良く似合う大暮維人先生のイラストは女性の身体の丸みも表現方法として素晴らしく好評ですね。

12位：冨樫義博

代表作：HUNTERXHUNTER、幽遊白書、レベルE

いくつも人気作品を生み出している冨樫義博先生。
休載が多いことでも有名ですが、幽遊白書後半から圧倒的に画力が向上しています。
ただ最近は基本的にそこまで描き込みをされていないことも多いのですが話作りが面白いのがやはり支持される理由でしょうか？
しかし線が少なく簡略化した絵でも表現力が高くて惹きつけられてしまうのが凄い所です。

11位：荒木飛呂彦

代表作：ジョジョの奇妙な冒険、魔少年ビーティー、バオー来訪者

もはや芸術とまで言われている荒木飛呂彦先生の画風。
特徴的なのがジョジョ立ちと言われるキャラクターのポーズです。
普通では思いつかない程のポーズにはなんとも言えない魅力がありますし、ドドドドド・・・を始め、メメタァやパパウパウパウなど誰も思いつかないような擬音も素晴らしいですね。

漫画家画力ランキング！一番レベルの高いベスト10～1！

描き込みという点では本当に凄すぎる漫画家さんばかりです！

10位：三浦建太郎

代表作：ベルセルク

ベルセルクは熱狂的なファンが多いことでも有名な三浦建太郎先生。
日本だけではなく世界でも評価されており、作品のダークファンタジーとしての魅力は素晴らしいものがあります。
その描き込みの緻密さ故にアシスタントも高い画力が要求されているんだとか。
ファンにとっては休載が多いのが少々もやもやとしてしまうかもしれませんが、今後も楽しませてくれそうですね。

9位：原哲夫

代表作：北斗の拳、花の慶次-雲のかなたに-、蒼天の拳

学生時代から絵が非常に上手かった原哲夫先生。
代表作の北斗の拳はもはや知らない人がいないほどの人気作となり、それ以降の漫画界の作風やタッチに多大な影響も与えています。
また、劇画だけではなく森の戦士ボノロンという子供向け絵本も手がけていらっしゃいますね。

8位：寺田克也

代表作：BLOOD THE LAST VAMPIRE、バーチャファイター、探偵神宮寺三郎シリーズ

圧倒的な描き込みで小説の挿絵や漫画、キャラクターデザインなど様々な面で活躍されています。
とにかく画力と構成力が凄く、Corel Painter使いとして非常に有名。
本当に絵を描くことが好きで好きでたまらないようで、休憩中も絵を描いており「休まないんですか？」と言われ「え、今休んでいるけれど？」と答えたそうですから驚きですよね。

7位：村田雄介

代表作：アイシールド21、ワンパンマン

熊本県出身の村田雄介先生はアクションゲーム・ロックマンの募集キャラ募集に応募して採用された経歴があります。
アイシールド21の躍動感のある絵はもちろん、アメコミキャラなども非常に一枚絵として完成度が高いです。

また最近ではONE先生のワンパンマンの作画で話題になっていてアニメも人気でしたね。
カッコいい男性も可愛い女性もどちらも魅力的なのもファンが多い理由かと思います♪

6位：桂正和

代表作：ウイングマン、電影少女、I’s、ZETMAN

専門学校の在籍中に漫画家としてデビューし、ウイングマンがヒットした桂正和先生。
美少女とヒーローをカラーで描かせたら右に出る者はいないと言われるほどの画力はまさに一級品。

ウイングマン終了後、ヒット作に恵まれませんでしたが電影少女が大人気となり、後のI’sも人気作となり連載終了後もメディアミックスが行われる程でした。

5位：森田まさのり

★

代表作：ろくでなしBLUES、ROOKIES、べしゃり暮らし

不良を描かせたら右に出るものはいないと言われる森田まさのり先生。
服の質感や芸能人の似顔絵などは何枚も描かれておりいずれも評判が良いですね。

実家はお寺だそうで、養子もとって跡継ぎをきちんとケジメをつけているんだとか。
今後の新作がどうなるかファンにとっては気になる所ですね。

→森田まさのりの年収と印税が凄い！実家はお寺？画力はジャンプで一番！

4位：井上雄彦

代表作：SLAM DUNK、バガボンド、リアル

SLAM DUNKの大ヒットで今でもこれを越えるバスケット漫画は無いとまで言われている井上雄彦先生。
その画力は半端ではなく陰影や服のシワ、髪の毛などとにかくリアルに描き込まれています。

また、その画力だけでなく魅力的な登場人物が多いのもやはり井上雄彦先生の漫画が支持されている理由でしょう。
なんと仕事場には専用のバスケットボールコートやアトリエを作りシュートを打ったりもしているんだとか。
それだけ熱心な超あがあるからこそリアルなバスケットボール漫画がかけたのでしょうね。

3位：小畑健

代表作：DEATH NOTE、バクマン、ヒカルの碁

連載していると段々と上手くなってくる作家は多いですが小畑健先生はデビュー作からもうすでに上手いです。
原作付きで作画を担当することが多いですがいずれも原作の魅力を何倍にも引き出していますよね。

現在ジャンプスクエアでDEATH NOTEコンビ（大場つぐみ・小畑健）の新作・プラチナエンドを連載中です。

2位：岸本斉史

代表作：ナルト

デッサン力とパースの正確さではトップクラスの画力と言われている岸本斉史先生。
映像的な技術を漫画に取り入れたり、広角レンズや魚眼レンズから見たような構図も正確に描写する実力をもっています。

ここまで高い技術をもった構図を描ける漫画家は岸本斉史先生しかいないとまで言われているほど。

とにかく何が凄いってこの高いクオリティを週刊連載でやっていたことでしょうね。

1位：鳥山明

代表作：ドラゴンボール、Dr.スランプ

鳥山明先生といえばその緻密な描き込みと躍動感のある絵が大きな魅力ですね。

あの手塚治虫先生から「ちょっと上手すぎるよね」と言われ、富樫義博先生は「嫉妬するほどうまい」、そして荒木飛呂彦先生は「鳥山先生の絵は漫画家からするとちょっとした発明のようなもの」と様々な高い評価を得ていることからも間違いなく最高峰だと思われます。

特に必殺技（かめはめ波）などのシーンはスクリーントーンを使わずに基本的に手描きで作成されています。

この迫力はなかなか出せるものじゃないですね。

また緻密な描き込みという点ではメカイラストがとにかく凄い鳥山明先生。
元々プラモデル・モデルガン好きな鳥山明先生はモデラーとしても数々の入賞歴があるほどです。

そしてやはり鳥山明先生の絵にはわくわく感があるんですよね。

動物や機械のデフォルメ絵がとにかく凄い！

ドラゴンクエストの新作などでデザインも担当されていますし今後もまだまだ私達をわくわくさせてくれそうですよね。

漫画家の関連記事

漫画家に関する記事はこちらからまとめてご覧頂けます♪
⇒漫画家のまとめ

管理人のまとめ

ということで漫画家画力ランキングということで一番レベルの高いベスト20を記事にしてみました。

いかがだったでしょうか？お気に入りの漫画家はランクインしていましたか？

もちろんこのランキングが絶対ということではありませんし、他にも上手い漫画家の方はたくさんいらっしゃいます。

デジタル配信が普及している最近ではあまり本屋に行くことが無い方が多いかもしれませんがじっくりと本屋で色々な本を吟味してみるのも面白いと思いますよ♪

最後まで読んで頂きありがとうございました☆彡